交通事故初心者です〜こんな時はどうしたらいいの?
交通事故の場合、ほとんどが初めての経験だと思います
その中でも「こんな時はどうしたらいいの?」 という項目を集めてみました
■盗難された車が事故を起こしました!責任は誰が負う?
例えば、あなたがカギを誰かに預けていて
もしその車が事故を起こせば、あなたにも損害賠償の責任が負わされます
どうしてかというと、鍵を預けるいう行為で
「運行を任せる」と裁判所では判断されるからです
(自賠法3条:運行共用者責任)
また、これが物損事故の場合、または無保険車の場合は
「自賠法」が適用されませんので
「民法715条:使用者責任」により所有者に損害賠償責任が
発生します
そこで、盗難された車のケースですが
例えば鍵を付けっぱなしにしていたなどの理由で
車を盗まれ、その車が事故を
起こした場合、盗まれた車の所有者にも過失があるので
損害賠償請求の対象にされます
預けてもいないのに、事故の責任を負う。
こういったケースもありますので
車の管理には十分注意しましょう
■未成年者に事故を起こされました。親にも請求を出来ますか?
判例では、未成年者が、自分で犯した不法行為に
法的な責任が発生するんだということを
判断する能力(責任能力)があるかどうかが問われます
年齢的には12歳〜13歳という判例が出ているので
原付バイクの免許が取れる16歳以上の人には
本人に責任が負わされるという事になります
この場合、通常通りバイク(車)に付いている自賠責保険や
任意保険によって支払われます
しかし、バイクの場合、自賠責保険しか入っていない
ケースが多いです
しかも、未成年者には資産や支払い能力が
ないのが普通でしょう
大きな人身事故の場合
到底、自賠責保険だけではカバーしきれません
こういう場合、ガソリン代などの維持費や購入費を
親が出していたり、加害車両が親の名義であったりした場合は
「自賠法3条:運行供用者責任」または
「民法715条:使用者責任」により
親にも責任が問われ
損害賠償を請求することが出来ます
■治療に健康保険は使えません。これってほんと?
当方のケースですが、病院から「健康保険は使えませんよ」
と言われました
「なぜ?病院なのに?怪我なのに?」という思いでしたが・・・
交通事故の場合は、病院が自由に治療費などを決められるんですね
(通常、健康保険を使った場合、点数制で治療費などが国に決められています)
なので、病院にとって、交通事故の患者というのは
言い方は非常に悪いですが、儲かるんです
しかし、最近はそんな病院も減ってきました
きちんと行政指導されています
ですから、病院から「健康保険は使えませんよ」と言われても
「使えるはずなので、使って下さい」ときちんと言いましょう
加害者側から、健康保険を使って下さいと依頼が
来る場合もあります(いや、ほとんど来ますね)
賢い被害者は、ここできちんと協力して、あとあとの示談交渉を
有利に持っていきましょう
■治療費が高すぎて払えません。どうしたらいいですか?
事故による治療費はかなり負担になります
手術などあると何十万、入院もするので
すぐに、100万前後の数字になるでしょう
被害者も早く示談して、示談金をもらえれば・・・
と考えてしまいます
保険会社は、そこを突いて来る場合もあります
でも、そこは思いとどまりましょう!
示談をしなくても、保険金を先にもらえる方法があります
自賠責保険の「仮渡金」制度です
自賠責保険は、被害者が直接請求できます
ですから、差し迫った支払いがある場合は、被害者が
自賠責保険会社に、「仮渡金」を請求するんです
(保険金の一部前払い)
怪我の場合は、入院期間が10日以上、怪我の状況に応じて
5万円、20万円、40万円となっています
必要な書類は、仮渡金請求書(保険会社にあります)、事故証明書
印鑑証明書、医師の診断書で手続き出来ますので簡単ですよ